スマートセンサ型枠システム
現場のDXと省力化・省人化
更に持続可能な社会に貢献するシステム




スマートセンサ型枠システム

スマートセンサ型枠システムは、
コンパネ、鋼製型枠、樹脂型枠、スライドセントルなどの
型枠に取り付けたスマートセンサにより、
コンクリート構造物から直接情報を収集し、
無線で高度な品質管理を行うICT技術です。

スマートセンサ型枠システムの特徴

1.強度管理(強度推定式について)

国土交通大臣による告示(国土交通省告示第503号・平成28年3月17日交付)において、コンクリートの表面温度から強度発現の推定を行う手法が、コンクリート構造物の強度管理方法として合法化されました。

  • コンクリート躯体の表面温度から強度を推定
  • 強度発現の履歴を、現場で無線で確認できる
  • 計測ピッチは、一般型枠使用(明かり工事)は1時間毎、セントル仕様は10分毎
  • スマートセンサを設置した箇所の強度が分かる
  • 脱型のタイミングを合理的に判断できる
  • テストピースのキャブレーション不要

2.温度管理(表面温度+中心温度)

  • 表面から5~10センチまで差し込む熱電対と異なり、スマートセンサは異物を混入することなく、かぶり表面の温度を計測できる
  • SSリーダにより無線で情報収集⇒配線手間不要
  • スマートセンサと内部温度測定ユニット
    【オンドミール】を併用することで、表面温度と中心温度を一元管理できる⇒事前の温度応力解析による推測値と、実現場での温度応力を比較検証できる

3.施工履歴の管理

  1. 型枠の建て込み
  2. 生コンの到達
  3. コンクリート表面温度及び周辺温度
  4. 支保工及び型枠の解体 ⇒等の情報を記録・管理

無線通信によるデータ読み取りイメージ

一般型枠仕様(コンパネ・メタル・透明型枠)

スマートセンサとオンドミールを併用した内部温度管理イメージ

セントル仕様

商品紹介

SMART SENSOR製品仕様
測定ポイント数 最小5台(明かり工事使用)
15台/セット(セントル仕様)
通信距離 20m〜30m
測定精度 ±1℃
寸法 コンパネ仕様:W176✕H38✕D108(mm)
セントル仕様:W145✕H53✕D65(mm)
バッテリー寿命 約3年
測定インターバル 明かり工事仕様:1時間
セントル仕様:10分

SSリーダ(専用読み取りリーダ)

コンクリート強度発現グラフ
センサー情報グラフ
表面温度/表面強度カラー分布
コンクリート温度差グラフ(オプション)
コンパネ仕様

木ビスで固定

メタルフォーム仕様

リブ穴を利用してボルトで固定

セントル仕様

ボルト・高ナット・押さえプレートで固定